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2019

March

【モチベーションどうよ?】 ——あせるけど、ツラいけど、前を向かなきゃ。

2018.10.25

気づけばもう秋。めっきり涼しくなって、朝晩は肌寒ささえ感じる季節になりました。
「ねぇみんな、あせってる?」
合格特訓プロジェクトのメンバー8人に、ちょっと意地悪な質問をしてみたのです。

・「生物」「化学」に苦戦してる。夏休みに1年分の勉強をしたつもりだけど、まだまだ追いついていない感じ。

・モチベーションがなかなか上がらない。これまでのテストも前日にならないと頑張れなかった。受験はそれじゃダメだってわかっているけど……。

・どうして大好きなゲームをやっちゃう。断ち切らなきゃいけないと頭ではわかっているけど、正直、ゲームがやれないときつい。

・夏休み中に模試を受けた。教科は得意な日本史。でも、思った以上にふるわなかった。得意分野で点を取れないことが衝撃だった。

・あせってる。でもまだ、本気の5割くらいしか出せていない気もする。寝る前に「今日、あの時間に勉強できたな」と反省することもある。

コーチの西岡さんと小川さんの話を聞いて刺激になった。東大生は最初から頭が良すぎる別世界の人なのかと思っていたけど、実はそうじゃなかった。僕たちも、上に行けるんだと思った。

みんなが話してくれたのは、とてもリアルな「今」の気持ちでした。頑張りたい。でもツラい。揺れ動く日々の中で、少しずつ前へ進もうとする意志がそこにはありました。

そんな中で今回スポットライトを当てたいのは、倍率が高い難関志望校を目指すK.Oくんと、実技試験にも立ち向かわなければいけないY.Hさん。2人の決意と努力の足跡をここに記します。

先生をつかまえて授業内容を再現。「能動的に動く」ことを学んだ

K.Oくんの第一志望は法政大学経済学部。「スタディサプリ合格特訓コース」に挑む8人の中でも特に倍率が高い難関大学です。

「志望校はぶれていません。夏休み中、平日は毎日学校に来て勉強しました。家での時間も含めると、1日10時間以上は勉強しています。『やらなきゃ怖い』という感じです」

そのプレッシャーはどこから来るのでしょう。

「コーチもそうだし、学校の先生からも毎日プレッシャーをかけてもらっています。『もうこんな時期だぞ!』って、毎日言ってもらっている。僕には口うるさく言われるくらいがちょうどいいんです」

3年生になった時点では、「自分はこれまで本気で勉強した経験がない」と感じていたというK.Oくん。スタディサプリを初めて、いろいろなアドバイスもらえるようになったことに感謝していると言います。

「だけど、夏休み中に受けた模試では法政大学への合格ラインにまだまだ届いていませんでした。このままじゃダメなんです。ここから、自分がどれだけ上がっていけるんだろう? 本番に間に合わないんじゃないか? そんな風に不安に押しつぶされそうになることもあるけど、あくまでも第1志望を目指して前を向くしかないと思っています」

強い決意を語るK.Oくん。コーチの2人の話を聞いて刺激を受け、チャットでもわからないところを積極的に質問しているのだとか。

「コーチからアドバイスしてもらい、とても刺さったことがあります。

・能動的な姿勢で授業を受ける
・疑問を持って授業に臨む
・前のめりになって授業を受け、新たな疑問を見つける

これを強く意識しています」

コーチが学校に来てくれた際、K.Oくんは「授業内容を再現する」という特訓方法を教わりました。授業で学んだことを、自分が先生になったつもりで説明するというもの。

「コーチがいないときも、先生に付き合ってもらって授業を再現しています。時間は10分くらい。授業内容を紙にまとめて自分の言葉で説明するんです。そうすると必然的に『穴』がわかるんですよ。自分は何がわからないのか、がわかる」

コーチがいなくても、先生をつかまえて自分から能動的に動く。それを続けていることが、受験への高いモチベーションを保つ秘訣なのかもしれません。

「大学受験に向かっている今は、人生でいちばん努力していると思います。どこまで自分が努力できるのか、春まで挑戦を続けます」

センター、実技、高校生活最後の作品。割り切りながら、それぞれにちゃんと向き合う

「夏休みは、朝7時に起きて予備校へ通う毎日でした」

東京藝術大学・美術学部を目指すY.Hさん。その悩みは他の7人とはちょっと違います。受験に必要なのは一般科目の勉強だけではないのです。

「予備校では、受験本番の実技試験に向けてひたすら練習しました。木炭デッサンは1日、油絵だとキャンバスの大きさによっては2〜3日をかけて、作品を完成させるんです」

お題が出され、それに沿って答え方や構図を考えてひたすら描かなければいけない。でも時間内に完成させるのはとても難しいそうです。作品を完成させるたびに、厳しい講評も待っています。

「『なんでこんなに早く描かなきゃいけないの』と思って、嫌になりかけたこともありました。私の場合は正解の色を考えすぎてしまい、時間を費やしてしまう傾向があるんです。予備校では『真面目すぎる』とも言われました」

限られた時間で描き切る。そんな実技の難しさと向き合いつつ、Y.Hさんはもう一つのハードルも乗り越えなければいけません。受験科目である「国英社」の勉強です。

「夏休み中は18時まで予備校。家に帰ってから国英社の勉強も2時間はやろうと決めていたんですが、疲れ果てて寝てしまうこともありました……」

センター試験の過去問もやってみたけど、スタディサプリで学んだ内容が追いついていない。もっとペースを上げなきゃいけない。そんな「リアルな危機感」に襲われているというY.Hさん。着実に受験へ向かうために決めたのは「割り切る」ことでした。

「今は『佐藤太清賞』という公募美術展に向けて、高校生活最後の大きな作品を作っているんです。11月くらいに完成する予定で、それまでは割り切って実技の勉強を封印することにしました。作品作りをしながらセンターの勉強に力を入れます。実技の特訓はその後で集中してやります」

センターの勉強、実技の対策、そして大切な大切な高校生活最後の作品。それぞれにちゃんと向き合いながら、優先順位をつけたY.Hさん。コーチにもそれを伝えて、地に足をつけて進んでいきたいと話します。

「夏休み前にコーチの熱い話を聞いて、自分にもこれまで以上の向上心が芽生えた気がします。『そこまで頑張れる人がいるんだ!』と、2人にあこがれを持ちました。前を向いて何かを目指す姿勢って、絵でも勉強でも同じだと思う。だから私も2人のようになりたいです」

ツラいけど、あせるけど、前を向かなきゃ。やるべきことがたくさんあっても冷静に考えられるのは、それだけ目標に向けて本気になれているということなのかもしれません。ライバルはたくさんいるけど、このモチベーションだけはきっと、負けていないはずです。

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