誠恵高校の今を伝えるメディア。志望大学の合格をめざし、奮闘するメンバーの姿をありのままお届けします。

head_slash.png
23

2019

July

「君たちはどこからでも逆転できる!」熱い言葉が飛び交ったオープンキャンパス

2018.08.09

去る2018年8月4日、誠恵高等学校の第1回オープンキャンパスが開催されました。従来の学校説明会や体験授業プログラムに加えて、今回はスタディサプリの人気講師である山内先生、そして「スタディサプリ合格特訓コース」の西岡コーチによる特別講演会も実施。連日続く猛暑にもかかわらず、多くの中学生や保護者、学校関係者の方々が来校し、熱いメッセージのこもった講演に耳を傾けていました。本記事では、来場できなかった方々のために、講演会の内容を中心に当日の様子をレポートします。

“誠恵の今”がリアルに体感できるイベント

今年度第1回目となるオープンキャンパスは、“誠恵の今”をリアルに知り、間近で体験できるまたとない機会。実際に体験授業で誠恵高校の先生や生徒と交流しながら学校の魅力を感じることができます。さらに、今回は同校が力を入れて取り組んでいるリクルートの「スタディサプリ」に関する特別講演会も実施。数学の“神講師”として有名な山内恵介先生、同校の「スタディサプリ合格特訓コース」で特別コーチを務める現役東大生の西岡壱誠さんが登壇するということで、開催前から多くの中学生や学校関係者の方々の注目を集めていました。

当日は誠恵ホールに全参加者が集い、学校説明会からスタート。飯島校長代理による学校紹介が終わったあと、まずは山内先生の講演が始まりました。

人間がロボットに勝るものとは?

講演テーマは「21世紀の社会で活躍する人物とは」。これから進路を決めることになる中学生に向けて、高校を卒業したあとにどんな社会が待っているのか。その中で何が求められるのかを紐解き、進路を考えるためのヒントを提供します。

21世紀の社会は、これまでの社会と何が違うのか? それは、ロボットや人工知能技術の急速な発展によって、多くの仕事が自動化できるようになるということ。今後10〜20年で日本の労働人口の49%が人工知能(AI)やロボット等で代替可能になるという試算もあり、「今まで通用していた常識が、いよいよ通じなくなる時代がやってくる」と山内先生は述べます。

しかし一方で、「ロボットは決して脅威ではありません。みなさんが21世紀の社会でもきちんと活躍できる人材に育っていれば、何の心配もありません」とも話す山内先生。同氏は東大を目指すAIロボット“東ロボくん”が解けなかった英語の問題を例に挙げながら、「人間がロボットより優っているスキルの最たるものは、コミュニケーションです。私たちは他者との会話を通じて新しいものを生み出すことができる。これができている限りは、ロボットに負けることはないでしょう」と語ります。

さらに、「20世紀は知識・技能を習得して正しく再生さえすれば、社会は発展していく時代でした。しかし、21世紀は知識・技能を“どう活用するか”がとても大切」と話す同氏。知識は検索すればすぐに見つかるし、技能はロボットに任せられる時代だからこそ、これらを使ってどのように社会に役立てるかという情報編集力が求められていると言えるでしょう。

学び、成長し続ける。そこに無限の可能性がある

こうしたコミュニケーション能力や情報編集力を養うために欠かせないものとして、山内先生が挙げたのが「真の“学力”」。ここでいう学力とは、問題を解けることや知識を身につけることではありません。「学力とは、人が生まれながらにして持っている“学ぶ力”のこと。学び、成長し続けることができれば、ITやロボットを“活用”し、新たな価値を“創造”できます」(山内先生)

では、学力を伸ばすためにすべきことは何なのか? 山内先生は「授業をしっかり“聞く”こと。ではなく、授業をしっかり“受ける”ことが重要」と述べます。「この“聞く”と“受ける”にはとてつもない差があります。毎日の授業でも、先生に言われたことだけをやるのは、ロボットに指示されているのと一緒。そうではなくて、主体的に情報を受け取りに行く。その情報に対して常に考え、疑問を持ち、自分はどう思ったか、どうしたいかを考える。これが学びの第一歩です」(山内先生)

さらに同氏は、「学力が伸びる最高の瞬間は、学んだことをアウトプットしたときです。例えば、授業で出た問題の解法、背景、流れ、理由を親や兄弟、友達に説明する。こうしたアウトプットを前提にして授業に臨むと、めちゃくちゃ頭に残る。記憶の質も全く違ってくるんです」とアドバイス。

そして最後に、「もしみなさんが何かの教科を苦手としているなら、それは“誰かに説明しようとして授業を聞いていなかった”からで、つまり“やり方を知らなかっただけ”なのです。みなさんにはできます。可能性があります。その可能性にちゃんと目を向けてあなたの才能を開花させてくれる。そんな場所で3年間を学びたいと思いませんか? 私の知る限り、誠恵高校の先生たちは生徒一人ひとりと向き合い、少しでも前に進ませるんだという強い気持ちを感じます」というメッセージで締めくくりました。

「勉強ができる人間は決まっている」は間違い

続いて登壇したのは、現役東大生で漫画『ドラゴン桜2』の勉強法・受験情報を提供する東大生チーム『東龍門』のリーダーを務める西岡さん。

講演テーマは、「どこからでも逆転できる!」。

「今日は何を話しに来たのかと言いますと、みなさんには可能性があって、みなさんが頑張ればどこへでも行けるということ。自分にはできない。うちの子はどうだろう。そう思う人もいるかもしれませんが、大丈夫。僕がいます。僕は多分、ここにいる誰よりも勉強ができなかった。偏差値35、IQは60です。そんな僕でも東大に行けた。だから僕はみなさんの可能性を本気で信じています」と、自身のエピソードを交えながら、「地頭のいい人が合格する」「勉強ができる人間・できない人間はあらかじめ決まっている」という考えが間違っていることを説きます。

逆転の勉強法 3つのポイント

では、具体的にどうすれば成績が上がるのか。西岡さんは、下記3つのポイントを挙げて、成績の上がらない勉強法と成績の上がる勉強法の違いを解説します。

(1)「再現」ができない勉強/「再現」ができる勉強
(2)ゴールのない勉強/目標が明確な勉強
(3)考えない勉強/思考力を活用した勉強

(1)のポイントは、今日どんな授業を受けたのかを他人に説明できるか。あるいは、勉強したことを白い紙に書けるか。「書けないところがあってもいいから、毎日書いてみてください。あとで再現しなきゃいけないと思うと、インプットの質は自然に高まります」(西岡さん)

(2)の目標が明確な勉強とは、今勉強していることが試験でどう問われるのかを意識すること。「例えば、endという単語について、“endの意味を答えよ”という安直な問題は試験には出ませんよね? “endの類義語を選びなさい”という問題なら出るかもしれない。このように、試験でどう問われるかを知った上で勉強しないと成績はなかなか上がりません」と西岡さんは話します。

(3)の思考力を活用した勉強とは、公式や単語を丸暗記するのではなく、その意味を理解するということ。西岡さんは「colonel(カーネル)という英単語の意味は “大佐”です。ちょっと難しいですよね。ところで、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースさん。あれ、実は本名ではなくて、“カーネル大佐”という意味らしいです。この話を聞いたみなさんは、きっと一年後もカーネル・サンダースを見るたびに“カーネルっていうのは大佐なんだな”と覚えていると思いますよ」と例を挙げながら、考えながら勉強することの重要性を説きました。

とにかく動け! 立ち止まるな!

最後に、中学生のみなさんにひとつだけお願いしたいこととして、「とにかく動いてください」と語りかける西岡さん。

「今のままでいいやと思っていたらダメです。少しでも動く、その積み重ねが将来を決めます。まずは、今日聞いたことを家に帰ってから“再現”してみませんか? そして保護者の方々には、その姿を応援してもらえたらうれしいです。僕も東大を目指すことを親に話したとき、“お前の人生なんだからお前のやりたいようにやりなさい。でも応援はする”と言ってくれたのがとてもうれしかったです。自分がやりたいことを否定せずに、いい意味で自己責任だけれど、きちんと向き合ってくれる。そんな親の存在が僕にとっては大きな支えになりました」と、中学生と保護者の方々に向けて熱いメッセージを投げかけてくれました。

続いて、同校におけるスタディサプリの活用について紹介してくれたのは高橋教頭。誰でも、いつでも、どこでも、すべての学びを得られるアプリのメリットを解説したうえで、「いま成績が伸び悩んでいる、あるいは学校を休みがちという生徒もいらっしゃると思います。でも、私たちは今の成績や状況を問いません。高校からリスタートしたい生徒を大歓迎しますし、全力で応援していきます」と伝えました。

誠恵ホールでの講演が終わり、第二部は各フロアで体験授業が行われました。プログラミングやトートバッグ作り、陶芸やパスケース制作など、本格的なワークショップに中学生たちも熱中。一生懸命に手を動かしながらも、先生や誠恵の生徒との交流を楽しんでいる様子が印象的でした。

陶芸体験

トートバッグ制作

学生食堂の人気メニュー、カレーの試食も!

次回のオープンキャンパスは、2018年8月24日(金)予定。“誠恵の今”をひしひしと感じられる貴重な機会をぜひお見逃しなく!

オープンキャンパスの詳細はこちら

最新記事